素人っぽいデザインから抜け出すために3 「4. 1ピクセル単位で調節する」

「1ピクセル単位で調節する」

実はこれ、非常に大切です。

たかが1ピクセル、という考えは、しわ寄せにより、

最終的には相当な溝になって表面化してきます。

 

例えば、バナーのサイズ。

500pix×120pixであるはずが、

ちょっとサイズを間違えて500pix×119pixになる。

バナーを設置したら、枠の線が下だけ表示されていなかった。

 

これはよくある話で、制作者でもそのことに気が付かない人はいます。

しかし、なんとなく違和感は感じると思います。

 

1ピクセルをデザインの視点がら見てみると、

例えば、小さいアイコンを作るとします。

エイリアス有りの場合は小さいと輪郭のボケ具合によって、

なんかちょっとキレイな丸や三画にならなかったりします。

エイリアス無しの場合はそのズレがなおさらよくわかります。

そのズレを何とかして直すのか、

なんとなく分かるし直すのは手間だから、

とそのままにするのかで、クオリティはだいぶ違ってきます。

 

それはコーディングでも同じことが言えます。

むしろコーディングでは1ピクセルずれただけで

全体がガクッと崩れてしまうこともあるので、

ピクセル単位での調整は気を使いますし、

電卓をたたいて計算することも多いです。

 

ここまでくれば「1ピクセル単位で調節する」の意味は理解できたかと思います。

後で全部調整しなおすことにならないよう、

また、デザインの装飾の1ピクセルで泣かないよう、

心がけましょう。

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