前回の影についての記事と少し重なりますが、
装飾=立体
デザイン仕立てのころはこの考えになりがちで、
そのために3D効果やシャドウ、ベベル、エンボスといった、
立体系のエフェクトを選択してしまいます。
しかし、これらがデザインをカッコ悪くする要因でもあります。
驚くかもしれませんが、
実際、現場では「3D効果」「ベベル」「エンボス」は全く使いません!!
もしかすると他のデザイナーは多用しているかもしれませんし、
紙面のデザインでは利用されているかもしれません。
なのであくまでも私個人がwebデザインをする場合と付け足しておきます。
効果としては優れているのですが、
どうも使うきっかけがないというか、
使う場面がない、というか…
また、現代のトレンドにはマッチしていないデザイン表現でもあるので、
私の場合はもっぱらドロップシャドウ、グラデーション、
グロー(光彩)、テクスチャあたりを使っています。
これだけでエフェクトとして成立します。
多機能な効果よりもシンプルなものの方が扱いやすいですし、
組み合わせることもできるので、活用してみてください。