フラットデザインについて、
少し詳しく紹介します。
まずは概略から。
スキューモーフィズム:
スキューモーフィズム(skeuomorphism)とは、
実際に存在するものを模倣してつくる装飾やデザインのことです。
ユーザに馴染みのあるものにすることにより理解を促進させるので、
ユーザビリティに優れています。
フラットデザイン:
二次元の画面上で三次元のものを表現することへの違和感から、
コンテンツの表現に不要な装飾を排除し、
シンプルな図形と色で表現したものです。
具体的な例としてはiOS 7、Windows 8のMetro UIが有名です。
メリット・デメリット
スキューモーフィズムのメリット:
・見た目でどのような機能かある程度想像できる。
・アプリや機能の世界観、イメージを伝えることができる
スキューモーフィズムのデメリット:
・モチーフにしたデメリットを引継いでしまう
・三次元のものと差があるとき違和感を与えてしまう
フラットデザインのメリット:
・シンプルだから目的がわかりやすい
・使用時のロードが速い
デメリット:
・抽象的で、意味が伝わりにくい
・ユーザーの経験、もしくは文字による補填が必要
フラットデザインが普及し始めた背景として、
デジタル化が成熟し、
現実のものを比喩として採用する必要がなくなってきたからと考えられています。