いままでもですが、ここからの記事も私の自論です。
真っ白な画面に向かってデザインがひらめく人は一握りでしょう。
そのような人はスーパーデザイナー、ゴッドデザイナーですが、
要するに、デザインにはネタが必要なのです。
ネタがない状態でデザインを作る場合、9割9分、
今まで作ってきたサイトや見てきたサイトの情報がもとになります。
なので、デザインを制作するには、まず情報収集が必要です。
作るサイトはどのような位置付けになるのか。
例えば自社サイト、通販サイト、情報提供サイトなど、様々あります。
どのような内容なのか。
自社サイトであれば職種、業種。
通販サイトであれば取扱い商材など。
はじめにこのことについてよく調べましょう。
調べるというのは、倉庫から資料を引っ張り出してくるとか
商品の製造工程についてとかではなく、
簡単に言ってしまえば、
検索をしてみたり、まとめサイトを見てみたりすることです。
自社サイトの場合は、まず自社サイト系で同業種のサイトを見つけます。
そのジャンルの大手企業はもちろん、
中小企業で名を上げているところや、
検索で上位に表示されてくる企業のサイトなどです。
さらにその業種に近い業種の企業サイトも幾つか見つけておきましょう。
それらのサイトを全て見ていくと、
だんだんとその業種のデザインの方向性が見えてきます。
中には数年前に作られて以来、
更新もリニューアルもされていないサイトもあるかと思いますし、
大手企業のサイトは毎年デザインリニューアルをしていたりします。
デザインの新しい、古いは見ているとなんとなくわかりますよね。
こうして同業種のデザインを知ることができます。
同業種のデザインを知ることはつまり、
人々が潜在的にもつその業種のイメージを知るということなのです。