前回はホームページのホントの基礎の部分の情報をお教えしました。
サイトを制作するのに必要なものやブラウザについてですね。
今回は、その続きで、
第2回「ホームページ制作の基本的な流れ」です。
ホームページを立ち上げるに当たって、なんのために立ち上げるのか、どのような情報を発信するのか、その目的を明確にする必要があります。
ただ漠然とホームページを作りたい、作っておきたいという動機では、出来上がったとしてもそれは自己満足に過ぎません。
企業サイトの場合は一般的に、ホームページからの集客や問い合わせ、商品の購入などがサイトを立ち上げる目的となります。
そして、その目的を達成するためにはどのような情報が必要か考えます。
例えば、自社の製品を提供する場合、製品の一覧、詳細、問い合わせ、導入実績などが上げられます。
製品詳細のページには、製品の写真やイラスト、具体的な説明などを掲載し、閲覧者が必要な情報をいち早く、分かりやすく得ることができるようにします。
また、製品に対しての問い合わせがすぐにできるよう、問い合わせフォームへの誘導や電話番号の記載が必要です。
このように、ホームページを制作する前に自分の考えを整理し、どのような目的を持って、どのようなお客様に、どのようなことをしてもらいたいのかをしっかりと考えることによって、そのホームページを制作する際の段取りや進行をスムーズに行え、コンテンツの内容も、後付けのつぎはぎだらけで統制のないページなどにならずに、導線のあるページに仕上げることができます。
目的が決まったら、次はデザインを考えます。
デザインといっても、いきなり独創的なものを考えてしまうと目的とかけ離れたものが仕上がってしまうため、まず同系統のジャンルを調べ、傾向を把握します。
トップページはどのように見せているのか、カラーは何色が多く使われているのか、問い合わせボタンはどこに設置しているのかなどをベンチマークすることから始めます。
デザインや見せ方が決まっても、果たしてそれが閲覧者にとって見やすいのか、分かりやすいのか、使いやすいのか、作り始めるとその最も重要な要素を見失うことがあります。
後で説明しますが、サイト構造であるサイトマップやユーザビリティ、アクセシビリティを考慮した表現方法であるか、客観的に判断する必要があります。
ご自身で難しい場合は遠慮なく第三者に見てもらい、意見をもらうことを積極的に行っていきましょう。
デザインが出来上がったら、それをパーツごとに書き出し、htmlファイルとして構築していきます。
htmlはgoogleやyahooなどで検索する際の、重要なキーとなるものです。
正しく構築されて入れば、そのホームページがどのような情報を提供しているのかを検索プログラムが精度よく検出することができ、サイトへのアクセス増加が期待できます。
ホームページの制作は、一般的に以上のステップで制作の段取りからデザイン、構築を行います。
この4つのステップをしっかりと行うことにより、明確な目的を持ったホームページを作り上げることができるのです。
さて、次回はここで紹介したそれぞれの項目について、より深く説明していきます。