デザインの良し悪しを決めるのは、実は配色だったりします。
私はデザイナーですので、制作を始めるとバナーの角丸1ピクセルにこだわったり
アイコンやイラストに想定以上の時間をかけてしまったり。
「よし、出来た!」
と、ある程度仕上がったところでちょっと休憩し、
戻ってきて遠くからパソコンの画面を見るようにしています。
全体の整合性を確認するためですが、
他の意味では客観的な視点で見ないと、自分の世界に入り込んでしまい、
意図したものが出来ていないこともあるからです。
そうして見てみると、
「あれ、なんだかイマイチしっくりこない…」
ということがよくあります。
この場合、デザインではなく、
実は配色が悪かったりすることがよくあります。
カラースキームという言葉があり、
色のもつ心理的・生理的・物理的な性質から配色を行うのですが、
これがうまくかみ合っていない可能性があります。
この色と相性がいいのはどんな色だろう…
と考えても思い浮かぶものではないので、
そんなときは参考書を広げてみるか、
サイトで調べてみましょう。
私がおすすめするならば、「Adobe kuler」です。
「kulerを利用している世界中のユーザーが作った
カラーテーマが保存されているサイト」で、自分で作ることもできますし、
カラーテーマから選択することもできます。
Adobe kuler
https://kuler.adobe.com/create/color-wheel/
これをぐりぐりしたりテーマをみたりすると、
インスピレーションが湧いてきます。